MINI 日常点検

MINI 日常点検

新車時の性能を維持し、MINI 本来のパフォーマンスを発揮

日常点検とは、オーナー様自らが、走行距離や運転時の状態などから判断して実践するものです。

ご自身の安全と安心のために、長距離走行前や洗車、給油時に点検を行うよう心がけてください。

点検の結果、整備が必要な場合は、MINI 正規ディーラーに、是非お申し付けください。 

エンジンルームをのぞいて

エンジン・オイルの量

エンジン・オイルの消費量は、走行方法および使用条件によって異なります。 エンジン・オイル量は、給油のたびごとなど、こまめに点検してください。

エンジン・オイルの量

ブレーキ液の量

ブレーキ液が不足していたり、交換時期が迫っている場合は、タコ メーター内のディスプレイに警告が表示されます。

ブレーキ液の量

ブレーキ液の補給

ブレーキ液の補給及び不足している原因の点検については、MINI 正規ディーラーにご依頼ください。また、推奨のブレーキ液(DOT4)についても、MINI 正規ディーラーにお問い合わせください。

ブレーキ液の補給

クーラント(冷却水)の量

エンジンが冷えている時に実施してください。クーラント(冷却水)タンク キャップをわずかに左方向に回し、余分な圧力を抜いてから、完全に開けてください。クーラント(冷却水)の量が「MIN」と「MAX」の間まであれば正常範囲です。

クーラント(冷却水)の量

ウィンドウ・ウォッシャー液の量

ウィンドウ ウォッシャータンク内のウォッシャー液が十分であることを点検します。ウォッシャー液量が不足すると、タコメーター内のディスプレイに警告灯が点灯します。

ウィンドウ・ウォッシャー液の量

車のまわりを回りながら

タイヤの空気圧

タイヤの接地部のたわみ状態を見て、空気圧が適正であるかを点検します。既定空気圧は、お車の運転席 ドア・ポストのラベルに記載されています。

タイヤの空気圧

タイヤのトレッド(溝の深さ)

タイヤの摩耗期限は法的には最低1.6mmと定められていますが、MINI では、お客様の安全性確保のため、3mm(ウインター・タイヤは4mm)以上という摩耗限度を基準としています。

タイヤの亀裂および損傷

タイヤの接地面の全周囲と側面に亀裂や損傷がないか、またクギや石などが刺さったり、かみこんだりしていないかを点検します。タイヤの全周囲に偏り、局部摩耗、弾摩耗など不均等な部分がないかを点検します

タイヤのトレッド(溝の深さ)

バッテリー液の量

バッテリーの搭載位置は、モデル毎に異なり、カバーが付いている場合があります。 点検窓付のバッテリー装備車の場合、点検/補給用のキャップがないので、バッテリー上面の点検窓の色を確認します。

緑色 :充電は十分です(バッテリー液量は正常です)。

黒色 :充電は不十分です (充電の必要性はありますが、バッテリー液量は正常です)。

黄色 :バッテリー液量が少な過ぎます。

灯火装置と方向指示器の点灯/点滅具合、汚れおよび損傷

イグニッションをオンにして、ライト類を作動させ、点灯または点滅することを点検します。 また、各ライトのレンズに汚れや損傷がないかも同時に点検します。 ブレーキ・ペダルを軽く繰り返し踏み、ブレーキ・ライトが点滅することを点検します。 点検は、壁や鏡を利用するか、他の人に見てもらうなどして確認します。

バッテリー液の量

運転席に座って

パーキング・ブレーキの引きしろ

ハンドブレーキ・レバーの引きしろの状態について点検を行います。レバーを完全に戻した状態(解放状態)から通常に操作した際、引きしろが多すぎたり、少なすぎたりしていないかを点検します。故障の際は、MINI 正規ディーラーにご相談ください。

パーキング・ブレーキの引きしろ

ブレーキ・ペダルの踏みしろ

エンジンを始動し、ブレーキ・ペダルをいっぱいに踏み込んで、床板とのすき間(踏みしろ)が適当であるか、ペダルを踏み込んだときの踏みごたえが適当であるかを点検します。

ブレーキ・ペダルの踏みしろ

ウィンドウ・ウォッシャーの噴霧状態、ワイパーの払拭状態

ワイパー/ウォッシャー・スイッチを操作し、左右の噴射高から、フロント・ウィンドウに一様にウォッシャーが噴射されるかを確認します。
同時にワイパーが左右ともに滑らかに動くか、拭きむらや拭き残しがないかも点検します。
リア・ワイパーが装備されている場合は、同じ手順で点検を実施してください。

エンジンの始動具合、異音

エンジンが速やかに指導し、スムーズに回転するかを点検します。
また、エンジン始動時および回転中に異音が発生しないかを点検します。

走行して・その他

低速及び加速の状態

エンジンが運転温度に達した後、アイドリング時の開店がスムーズか、またノッキングやエンジン・ストールが発生しないかを点検します。
同時に、アクセル・ペダルの動きに引っ掛かりのような違和感がないかも点検します。

ブレーキの効き具合

感想した一般路面を低速で走行し、交通状況の安全を確認した後、除所にブレーキ・ペダルを踏み込みます。
踏力に応じた制動力が得られ、片効きすることなく、お車がまっすぐに停止するかを点検します。

表示灯/警告灯

表示灯/警告灯は、さまざまな組み合わせや色で表示されます。表示灯/警告灯が単独で点灯したのか、あるいは他の表示灯/警告灯との組み合わせで点灯したのかに注意してください。

※ 表示灯/警告灯は異なる色で点灯する場合もあります。詳しくはオーナーズ。ハンドブック(取扱説明書)をご参照ください。

表示灯/警告灯