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PRESS RELEASE
2017/06/14
MINI FASHION – BEYOND NATIVE:ファッションに国境はない
- ピッティ・ウォモ92にて期間限定の最新カプセル・コレクションを発表
ミュンヘン/フィレンツェ発:
MINIは、メンズ・ファッションやライフ・スタイルに関する世界最先端の見本市の一つであるピッティ・ウォモ(Pitti Uomo)に於いて、新しいカプセル・コレクションを発表する。
MINI FASHION - BEYOND NATIVEと名付けられたコレクションに向け、MINIは今年も5人の新進気鋭の国際的デザイナーとコラボレーションを行う。このコレクションでは、デザイナー達の文化的ルーツと第二の故郷である活動拠点との間で生まれる創造的な緊張感による表現を見ることができる。
「MINIは常に、目立つこと、あえて人と違ったことをする人々のためのブランドであるといえます。」MINIブランド・ストラテジー&ビジネス・イノベーション担当本部長のエスター・ベーンはこのように語り、「1960年代の初期のMiniはデザイン・アイコンになりました。この伝統がMINI FASHIONを立ち上げるために私たちに影響を及ぼしています。私たちはこのことに本気で賭けており、業界に新しい、何か大胆な動きをもたらすことでクリエイティブに参加したいのです。」と続けた。
「このコラボレーションのアイデアは、文化的バックグラウンドの異なる5つのクリエイターにプラットフォームを提供することです。彼らは、文化の違いによる影響を融合させることでユニークなエナジーを引き出し、優れた製品を生み出せることを知っています。MINI FASHIONのクリエイティブ・リーダーであるザビーヌ・リンゲルはこう語り、「ここにいる移民たちは国や文化の境界というものを経験し、それを乗り越えてきたという事実があり、それがデザインに豊かさや深みをもたらしています。そして彼らのこうした視点が、MINI FASHON - BEYOND NATIVEコレクションに注ぎ込まれています。」と説明している。
都市を旅する者に向けた5つの表情を持つファッション・アイテム
MINIとのコラボレーションでは、都市においても、またそれ以外の場においても、異なる文化や生活様式の間の行き来を楽しむアーバン・トラベラーのための5つのファッション・アイテムを提示する。デザイナーのディエゴ・ヴァナシバラ、エドウィナ・ホール、プロナウンス、ポスト・インペリアル、ペレット・シャードらのプロダクツは、彼らの母国をルーツとする伝統的・文化的要素と、彼らの第二の故郷である現在の活動拠点における現代的な要素を兼ね備えている。BEYOND NATIVEは、極めて多様な生活環境の一つであり、MINIの生息地でもあるすべての都市に触発されている。
ディエゴ・ヴァナシバラ( Diego Vanassibara) – アーバン・トラベラーのための靴
ブラジル生まれのディエゴ・ヴァナシバラは、現在、英国を拠点に活動している。彼が育ったブラジルの平和な農村地域は、彼の現在の自宅のあるロンドンとさほど多くの違いはない。ディエゴは紳士靴のブランドとしての新たな解釈を生み出すために、彼が初期に影響を受けた都市や建築物と、ロンドンの歴史的な刺激とをブレンドした。BEYOND NATIVEコレクションのための彼のデザインは、クラシックな英国のダービー・スタイルに基づいており、ブラジル人の明るさと創造的でありながら平然としたスタイルを持つエレガントな革靴である。レザー加工された穴のパターンが、黒革のアッパーに明るく軽やかな雰囲気をもたらしており、これがラバーとファブリックをミックスした斬新で目を引く厚みのあるコルゲート・ソールとのコントラストを成す一方で、MINIスタイルでは馴染みのあるブルーのインソールが強いアクセントとなっている。
エドウィナ・ホール(Edwina Hörl) – アーバン・トラベラーのためのコート
オーストリア生まれのエドウィナ・ホールは、日本を活動拠点にしている。独学でファッション・デザインを学んだ彼女は、半年ごとのコレクションと、その過程で真剣な議論を巻き起こすことで現在の社会的な問題に対処することを目指している。BEYOND NATIVEコレクションのために、彼女は日本の伝統的な羽織のデザインからインスピレーションを受け、MINIと協力して快適に仕立てたユニセックスの麻のコートを創造した。独創的なトレンチコートのディテールをいくつか組み込むことによって、彼女はこの伝統的な衣装の効果や機能を変更することに成功した。ピュア・インディゴで染め上げ、墨被覆された裏地を持つこのコートは、抗ウィルス性を持つなど様々な特性を持っている。別体式のバッグは、ベルトに装着するか、またはベルトをストラップ代わりにショルダー・バッグとして身に着けられる。どちらの方法でも、都市を彷徨うための必需品を収容するに十分な容量がある。
プロナウンス(Pronounce) – アーバン・トラベラーのためのフーディー
新しいレーベルとして注目を集めるプロナウンスのデザイナーである李雨山(リ・ユシャン)と周俊(ツォウ・ジュン)の二人は中国に起源を持つが、多くの時間、生活と活動の拠点をイタリアに置いている。今年のピッティ・ウォモ91でMINIとコンデナスト(Condé Nast)が「最新のファッション・バズ」賞で彼らを紹介し、彼らは今、BEYOND NATIVEコレクションを通じてMINIとの次なる創造の旅へと歩を進めている。シルクやデニム、ジャージー素材を組み合わせたオーバー・サイズのフーディーは、スマートで現代的なデザインを備えており、複数の素材を使うことで衣類における異なる文化の融合を表している。快適なカットや素材のブレンドが、あらゆる場所、あらゆる機会で身に着けられるフーディーとして最適である。
ポスト・インペリアル(Post-Imperial) – アーバン・トラベラーのためのスカーフ
ニイ・オクボイエージョはナイジェリアのラゴスで生まれ、米国のテキサス州で育った。彼は今、ニューヨークのハーレムに生活と活動の拠点を置いている。彼はここで彼のレーベルであるポスト・インペリアルのデザインを生み出し、同時に彼の母国との密接な関係を維持している。彼の陽気でカラフルなプロダクツは、ナイジェリアで生産した生地を伝統的なアディレ技法で藍染めを施し、米国に送って仕上げられる。BEYOND NATIVEのためにデザインされたダブル・レイヤーのシルク・スカーフは、この方法で創り出されており、ヨルバ人の伝統的な染色法によるナイジェリアの典型的なイメージがデザインされている。インディゴおよびアズールに染められたスカーフは、様々な方法で使用することができるように50×183 cmの大きさがあり、100%シルクの上質なトラベル・アクセサリーである。
ペレット・シャード(Perret Schaad) – アーバン・トラベラーのためのポーチ
ベトナム出身のトゥツィア・シャードは、現在、ドイツで活動している。彼女は2009年以来、ヨハンナ・ペレットと共にベルリンに本拠を置くレーベル、ペレット・シャードを運営している。この二人のデザイナーは、BEYOND NATIVEカプセル・コレクションのために、すべての本格的トラベラーに不可欠で、都市における日常でも使用できるアクセサリーのトラベル・ポーチをデザインした。このバッグは、珊瑚のシェードが付いたパラシュート・シルク製で、表面にパートナーのロゴがエンボス加工された白革のポケットが縫い付けられ、背面はバーガンディー・カラーのレザー製である。配色はベトナムの風景にインスパイアされており、素朴な色合いと鮮やかなカラーのアクセントによるパッチワークとなっている。パラシュート・シルクもベトナムを連想させる素材で、あらゆる目的で使用される。ベトナムの漁師が使うロープのような編み込みのコードは、ポーチを手で持つときも荷物にくくり付けるときもしっかりホールドできる。
リミテッド・エディション– 今秋よりオンラインで販売
BEYOND NATIVEはMINI FASHIONカプセル・コレクションの第三弾として、MINIブランドの開放的で楽観的なイメージを具現化している。この5つのコレクションは、2017年6月13日から16日までイタリア・フィレンツェで開催されるピッティ・ウォモ92で展示され、数量限定ながら今秋以降に購入できる。
MINIは、革新と新しい価値の創造をブランドのDNAとし、自動車のカテゴリーだけでなく、それを超えて同じ志を持つ仲間たちと互いに刺激し合いながら、伝統を発展させ、人と環境にとってより快適で創造的な未来を築いていきたいと考えている。
MINIとPitti のコラボレーションについて
ピッティ・イマジン(Pitti Immagine)は、イタリアで毎年開催される恒例のファッション・ショー。メンズ・ファッションのみに焦点を当てたピッティ・ウォモ・フェアは、1972年以来、年2回フィレンツェで開催されている。両イベントでは、若く、野心的で、時に型破りなファッションのレーベルを紹介し続けている。2015年1月、MINIとピッティ・イマジンは、互いのイノベーションへの情熱、ディテールや品質へのこだわり、そしてもちろん新たなトレンドを予測する能力にハイライトを当てた継続的なコラボレーションを開始した。